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集客支援コラム

AIに自店はどう紹介されてる?飲食店のAI検索セルフチェック

集客支援コラム

アイキャッチ

「渋谷で4人で入れる個室の居酒屋は?」こうした質問を、ChatGPTやGeminiなどのAIに投げてお店を探す人が増えています。では、AIに聞いたとき、あなたのお店はどう紹介されているでしょうか。

AI検索対策というと「何を整えればいいか」から考えがちですが、先に「今どう見えているか」を確かめると、直すべき場所がはっきりします。この記事では、自店がAIにどう紹介されているかを確かめる手順と、結果に応じて直す場所を解説します。

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この記事のポイント

  • AI検索対策は、まず自店をAIに「店名で」「条件で」聞いて、今の見え方を確かめるところから始める
  • AIの回答は「出てこない」「情報が間違っている」「情報が古い」の3パターンで見分けると、直す場所が決まる
  • 年末年始は営業時間や休業日が普段と変わるため、繁忙期の前にAIでの見え方を確かめておく

なぜ、まずAIに聞いてみるべきなのか?

AIが自店をどう紹介しているかは、実際に聞いてみないとわからないからです。検索結果やグルメサイトの掲載ページと違い、AIの回答は質問した人の画面にしか出ません。間違った情報や古い情報で紹介されていても、店側は気づけません。

2026年9月の調査では、AIツールを普段から使い、飲食店選びにも使ったことがある人は33.7%でした※1。AIで飲食店を選んだことがある483人に聞くと、69.6%が1年前より利用が増えたと答え、84.4%が「情報が古い・不足していたことを理由に、店を候補から外したことがある」と答えています※1。情報が古いことは、それだけで来店の機会を逃す原因になります。

飲食店選びでのAIツール利用と、情報の古さ・不足の影響

AIツールを普段から使い、飲食店選びにも使ったことがある(n=2,374)

33.7%

1年前より、飲食店選びでのAIツールの利用が増えた・やや増えた(n=483)

69.6%

情報が古い・不足していたことを理由に、店を候補から外したことがある(n=483)

84.4%
0%50%100%

出典:訪日ラボ「AIは飲食店選びにどこまで使われている?〜生成AIで飲食店を探す483人に聞いた検索手段とAIの影響度〜」(2026年10月公表、調査期間:2026年9月7日〜9日、20〜50代)をもとに作成

AIは、Googleビジネスプロフィール、公式サイト、グルメサイト、口コミなど、複数の情報源をもとに回答するとされています。どこか1か所の情報が古いままだと、その情報が回答に混ざることがあります。だからこそ、整える前に「今どう見えているか」を確かめておくと、直す場所を絞り込めます。

AI検索対策の考え方や、AIが参照する情報源の詳細は「【2026最新版】飲食店のAI検索対策・AIO対策を解説!AIに選ばれるための店舗情報の整え方」で解説しています。

飲食店のAI検索対策の基本を解説

【2026最新版】飲食店のAI検索対策・AIO対策を解説!AIに選ばれるための店舗情報の整え方

飲食店がChatGPT・Geminiなどの生成AIに自店をおすすめしてもらうためのAI検索対策・AIO対策を解説。AIに正しく理解される店舗情報の整え方から、今取り組むべき5つの具体策まで紹介します。…

AIには、どう聞けばいい? 2種類の質問

自店の見え方を確かめるときは、「店名で聞く」と「条件で聞く」の2種類の質問を使い分けます。前者でAIが自店をどう理解しているかを、後者で自店がお客様の候補に入るかを確かめます。

1. 店名で聞く:AIは自店をどう理解している?

まずは店名とエリアを入れて、AIに自店のことを聞いてみます。

・「〇〇(店名・エリア)はどんなお店?」
・「〇〇の営業時間と定休日は?」
・「〇〇は予約できる? 何人まで入れる?」

回答の中で、業態、住所、営業時間、定休日、予約方法が正しく書かれているかを見ます。ここで間違いがあると、条件で聞かれたときにも正しく候補に入りにくくなります。

2. 条件で聞く:自店は候補に入る?

次に、お客様が実際に聞きそうな条件で質問します。「エリア×業態×シーン×条件」を組み合わせるのがコツです。

・「渋谷で4人で入れる個室のある居酒屋は?」
・「新宿で、飲み放題付きの宴会コースがある焼肉店は?」
・「東京駅の近くで、英語メニューがある和食店は?」

自店が強みにしている条件で聞いても候補に入らない場合は、その強みがAIに伝わっていない可能性があります。条件の組み立て方は、AI検索対策コラムの「シーン別キーワード」の章も参考にしてください。

聞く時のコツ

  • 複数のAIで聞く:ChatGPT、Gemini、Perplexityなど、AIごとに情報の集め方が違うため、同じ質問を2〜3つのAIで聞く
  • 日付と回答を記録する:AIの回答は、聞く日や聞き方によって変わることがある。1回の結果で判断せず、記録して比べる
  • お客様と同じ言葉で聞く:店内での呼び方ではなく、お客様が使いそうな言葉(「個室」「飲み放題」「子連れ」など)で聞く

AIの回答は、どう見分ける? 3つのパターン

AIの回答に問題があるときは、「出てこない」「情報が間違っている」「情報が古い」の3つのパターンに分けると、直す場所が決まります。

この3つは、AIに限らず、お客様が店を調べるときにも実際に起きています。AIで飲食店を選んだことがある483人に、店を調べる過程での経験を聞いた調査では、「メニュー・価格の情報が古かった」が44.5%、「掲載されていた営業時間や定休日が実際と違っていた」が31.9%、「情報源によって内容が食い違っていた」が26.3%、「知りたい情報が見つからなかった」が24.6%でした(複数回答)※1。

パターン回答の例考えられる原因主に直す場所
出てこない条件で聞いても、自店が候補に入らない店の特徴や利用シーンが、文字で書かれていない公式サイト、Googleビジネスプロフィール、グルメサイトの店舗説明・コース情報
情報が間違っている住所や電話番号が違う、別の店と混ざっている媒体によって、店名・住所・電話番号などが食い違っているすべての媒体の店名・住所・電話番号
情報が古い営業時間、メニュー、価格が以前のまま変更したときの更新漏れ、特別営業時間の未設定Googleビジネスプロフィール、公式サイト、グルメサイト、予約・空席の管理

ただし、AIが店をどう選んで回答しているかは公開されておらず、原因を一つに特定することはできません。表の「考えられる原因」は、店側で見直せるポイントとして使ってください。

パターン別に、どこを直せばいい?

直す場所は、パターンによって変わります。手順の詳細はAI検索対策コラムの各ステップで解説しているので、ここでは「何を確かめて、どこを直すか」に絞って紹介します。

自店の強みが、写真やイメージだけで伝えられていないかを確かめます。個室の有無、最大人数、飲み放題・コースの条件、子連れ対応、対応言語などは、公式サイト、Googleビジネスプロフィール、グルメサイトの店舗説明に文字で書きましょう。

「条件で聞く」で使った言葉が、どの媒体にも書かれていなければ、まずそこから足します。書き方は、AI検索対策コラムのSTEP2・STEP3を参考にしてください。

店名、住所、電話番号の表記が、媒体ごとに違っていないかを確かめます。旧店名のまま残っている媒体や、移転前の住所が載っている媒体は特に注意が必要です。

掲載している媒体を一覧にして、1つずつ同じ表記にそろえましょう。そろえ方は、AI検索対策コラムのSTEP1・STEP4で解説しています。

営業時間、メニュー、価格を変えたときに、すべての媒体を更新できているかを確かめます。変更のたびに「どの媒体を直すか」のリストを決めておくと、更新漏れを防げます。

なかでも、空席や予約できる時間は1日のうちに何度も変わるため、手作業での更新では追いつきません。複数のグルメサイトで予約を受けている店は、予約と空席を一元管理し、各サイトに自動で反映する仕組みを使う方法があります。

ebicaの「グルメサイトコントローラー」は、一休.com・食べログ・ぐるなび・OZmall・HOT PEPPER・Retty・ヒトサラ・PayPayグルメなど、複数のグルメサイトの予約・空席情報を自動で同期します。ebicaが直接AIに店舗情報を送ったり、AIへの掲載や推薦を保証したりするものではありませんが、各サイトの予約・空席情報を最新の状態に保ちやすくなります。

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直したあとは、どう確かめる?

直したら、最初と同じ質問で、同じAIにもう一度聞きます。AIの回答に反映されるまでには時間がかかることがあるため、1回で判断せず、月1回など決まった間隔で聞き直しましょう。

記録は、次のような表にまとめておくと、変化を追いやすくなります。

日付AI質問回答の要旨パターン直した場所
10月20日ChatGPT渋谷で4人で入れる個室のある居酒屋は?自店は候補に出なかった出てこない公式サイトとGBPに個室・最大人数を追記
10月20日Gemini〇〇の営業時間は?日曜の閉店時間が旧時間のまま情報が古いグルメサイト2媒体の営業時間を修正
11月20日ChatGPT渋谷で4人で入れる個室のある居酒屋は?候補の3番目に出た――

※表は記録の例です。結果は店舗や時期によって異なります。

AI検索対策で確認したい項目は、無料資料「AI集客はじめてBOOK」のチェックリストにまとめています。記録表とあわせて使うと、どこから手をつけるかを決めやすくなります。

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店舗が多い場合は、どう確かめる?

店舗が多い場合は、全店を毎回確かめるのではなく、「確かめる質問」と「確かめる店舗」を決めて、周期的に回します。

  1. 確かめる質問を決める:全店共通の質問(店名で聞く)と、業態ごとに1〜2問の条件の質問を決める
  2. 確かめる店舗を決める:売上の大きい店舗、最近営業時間やメニューを変えた店舗、移転・改装した店舗を優先する
  3. 周期を決める:月1回など、担当と時期を決めて回す。結果は前の章の記録表に、店舗名の列を足してまとめる

店舗が多いほど、掲載している媒体の数も増え、情報の食い違いが起きやすくなります。営業時間や予約・空席の情報を本部でまとめて管理できると、店舗ごとのずれを防ぎやすくなります。

年末年始の前に、AIで何を確かめる? 5つのチェック

年末年始は、営業時間や休業日が普段と変わる店が多い時期です。普段の営業時間のまま紹介されると、休業日に来店されたり、営業日なのに候補から外れたりするおそれがあります。

AIで店を探した人が感じた不安として最も多かったのも、営業時間や休業日などの情報の正確性でした※2。忘年会・新年会の幹事が条件を指定して店を探す時期でもあるため、繁忙期に入る前に次の5点を確かめておきましょう。

年末年始の前の5つのチェック(タップでチェックできます)

✓年末年始の特別営業時間と休業日を、Googleビジネスプロフィール、公式サイト、グルメサイトのすべてに同じ内容で登録している
✓宴会コースの内容、飲み放題の有無、最大人数、個室の有無を、文字で載せている
✓AIに「〇〇(店名)の年末年始の営業は?」と聞き、正しい営業時間と休業日が返ってくるか確かめた
✓AIに「(エリア)で〇人で入れる、忘年会向けの(業態)は?」と聞き、自店が候補に入るか確かめた
✓年明けに通常営業へ戻したあと、各媒体の営業時間を元に戻し、AIにもう一度聞いて確かめる予定を入れている

Googleビジネスプロフィールで特別営業時間を設定する手順は「Googleビジネスプロフィールの設定方法」で紹介しています。

特別営業時間は、登録したまま年明けに戻し忘れると、今度は通常営業の日に「休業」と案内される原因になります。設定と解除は、日付を決めてセットで予定に入れておきましょう。

まとめ:AI検索対策は「確かめる→直す→聞き直す」のくり返し

AI検索対策は、何を整えるかを考える前に、まず自店がAIにどう紹介されているかを確かめるところから始めましょう。「店名で聞く」「条件で聞く」の2種類の質問で確かめ、回答を「出てこない」「情報が間違っている」「情報が古い」の3パターンで見分けると、直す場所が決まります。直したあとは同じ質問で聞き直し、記録を残して変化を追いましょう。

株式会社エビソルは、飲食店向け予約管理システム「ebica」を提供しています。グルメサイトコントローラーで複数のグルメサイトの予約・空席情報を一元管理し、予約に関わる情報を最新の状態に保つことを支援します。

よくある質問

QAIの答えが、聞くたびに違うのはなぜですか?
A

AIは質問のたびに回答を作り直すため、同じ質問でも答えが変わることがあります。1回の結果で判断せず、日付を変えて何度か聞き、記録を比べて傾向を見ましょう。

Qどのくらいの頻度で確かめればいいですか?
A

月1回程度を目安に、決まった質問で確かめるのがおすすめです。営業時間やメニューを変えたとき、年末年始などの特別営業の前後には、そのつど確かめましょう。

QAIに、間違った情報を直接直してもらうことはできますか?
A

AIの回答そのものを店側が直接書き換えることは、基本的にできません。AIが参照していると考えられる公式サイト、Googleビジネスプロフィール、グルメサイトなどの情報を正しく整えることが、店側でできる対策です。

Q店舗が多い場合は、どこから手をつければいいですか?
A

全店を一度に確かめるのではなく、売上の大きい店舗や、最近営業時間・メニューを変えた店舗から始めましょう。確かめる質問を決めておくと、担当者が変わっても同じ基準で比べられます。

Q自店がAIに紹介されるようにする方法はありますか?
A

AIに必ず紹介される方法はありません。店の情報を各媒体で正確にそろえ、強みや利用シーンを文字で具体的に書いておくことが基本です。詳しくは「AI検索対策・AIO対策の解説コラム」をご覧ください。

出典
※1 訪日ラボ「AIは飲食店選びにどこまで使われている?〜生成AIで飲食店を探す483人に聞いた検索手段とAIの影響度〜」(2026年10月公表。調査期間:2026年9月7日〜9日。33.7%は事前調査2,374人の回答、69.6%・84.4%はAIで飲食店を選んだことがある20〜50代483人の回答)

※2 Bizcan(Appmart株式会社)「【2025年度】飲食店探しにおけるAI利用状況アンケート調査結果」(調査期間:2025年11月27日〜29日、20代・30代の男女308人)

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