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約7割の飲食店がインバウンドを取り込めていない?差がつくのは来日前の予約
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飲食業界誌『月刊食堂』(柴田書店)2026年10月号に、株式会社エビソル インバウンド戦略推進 執行役員 小林 毅のインタビュー記事「インバウンド集客導線づくり入門」が掲載されました。本記事では、そのテーマにあわせて、インバウンド集客で差がつく予約の考え方を解説します。
自社調査では、約7割の飲食店がインバウンド市場を「取り込めていない」と回答しました。一方で成果を出している店は、訪日客が日本に着く前に予約を済ませる「旅マエ予約」の導線を整えています。
この記事のポイント
- インバウンド集客導線とは、訪日客がお店を見つけてから予約・来店するまでの道筋のこと
- 成果の出ている飲食店は、来日後ではなく来日前に予約が完了する「旅マエ予約」に力を入れている
- 訪日客が使うサービスは国・地域で異なるため、導線もターゲットに合わせて設計する
この記事の目次
インバウンド集客導線とは?
インバウンド集客導線とは、訪日外国人のお客様がお店を見つけてから、予約し、来店するまでの道筋のことです。この道筋のどこかが途切れると、お店に興味を持ったお客様もそこで離れてしまいます。

1. 見つける:地図アプリ、検索、旅行サイト、SNSなどでお店を知る
2. 比べる:メニュー、価格、写真、口コミを見て、行くかどうかを決める
3. 予約する:母国語で迷わず予約し、必要に応じて事前に支払いを済ませる
4. 来店する:予約どおりに来店し、満足して口コミを残す
「広告を出しているのに予約が増えない」という場合、原因は1の入口ではなく、2や3の段階にあることが少なくありません。
なぜ今「旅マエ予約」が重要なのか?
旅マエ予約とは、訪日客が日本へ出発する前に飲食店の予約を済ませておくことです。来日後に店を探す「旅ナカ」だけでなく、旅マエの段階で選ばれることが、インバウンド集客の成果を左右しつつあります。
ジャパンチケットホールディングスが2026年1月に公表した「インバウンド外食市場に関する実態調査」では、約7割の飲食店がインバウンド市場を取り込めていないと回答しました。一方、取り込めている飲食店は、来日後に探してもらうのではなく、出発前に予約が完了している状態づくりに注力し、効果を実感していました。(調査リリース)
政府は2030年に訪日客6,000万人を目標に掲げています。旅マエで予約を受けられる仕組みに加え、滞在中も使い慣れたサービスで手軽に予約できる仕組みを整えることが、今後の集客のカギになると考えられます。
国・地域によって、導線の入口は違う
訪日客がお店を探すサービスは、国・地域によって大きく異なります。そのため、導線の入口もターゲットに合わせて変える必要があります。
- 欧米・台湾・韓国など:Googleマップや検索が店探しの主な起点です。店舗情報の整備や外国語メニューの登録、予約ボタンの設置が基本になります。具体的な方法は「飲食店のGoogleインバウンド集客」で解説しています。
- 中国本土:Googleが使いにくいため、現地のグルメ・口コミアプリが中心です。中国人観光客向けの導線は「大衆点評との連携」をご覧ください。
自店に来てほしいお客様はどの国・地域の方か、その方々が普段どのサービスで店を探すのか。まずはここを把握することが、導線づくりの出発点です。
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旅マエ予約を受けられる導線になっているか? 4つのチェック
導線が途切れやすいのは、お客様が「予約しよう」と決めた後の段階です。次の4点を確認してみてください。
□ 外国語で予約できるページがあり、店舗情報から1クリックでたどり着ける
□ 日本にいなくても、出発前に予約と支払いを済ませられる
□ 事前決済など、ノーショー(無断キャンセル)を防ぐ仕組みがある
□ 外国人向けに打ち出すコースや看板メニューが決まっている
チェックが付かない項目が、お客様を取りこぼしている可能性のあるポイントです。取り組む順番の全体像は、無料ガイド「インバウンドはじめてBOOK」でも紹介しています。
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『月刊食堂』2026年10月号 掲載記事のご紹介
冒頭でご紹介した小林 毅のインタビュー記事「インバウンド集客導線づくり入門」は、『月刊食堂』(柴田書店)2026年10月号に掲載されています。
こちらから、掲載内容を一部ご確認いただけます!
インタビューでは、インバウンド向けeチケットサービス「JapanTicket」の運営を通じて得た知見をもとに、次のようなテーマを取り上げています。
- インバウンド外食市場の動向と、訪日客の予約の傾向
- ネット集客の導線を段階的に整えていく進め方
- 中国からのお客様と、それ以外の国・地域のお客様で異なる導線の考え方
- 実際に導線を整えて成果を上げた飲食店のケーススタディ
こんな方におすすめです
- これからインバウンド集客に取り組みたいが、何から始めればいいか迷っている
- 外国人客は来ているが、予約やノーショー対策に課題を感じている
- 中国をはじめ、特定の国・地域のお客様を狙って集客したい
- 他店がどんな工夫で成果を出しているのか、具体例を知りたい
具体的なデータや事例の詳細は、ぜひ誌面でご確認ください。

『月刊食堂』 2026年10月号
《特集》インバウンドで稼ぐ
ISBN:4912034011067
発行年月日:2026/9/18
判型:A4変
頁数:104頁
こちらから、掲載内容を一部ご確認いただけます!
関連ページ:
『月刊食堂』2026年10月号 掲載記事のご紹介
まとめ:旅マエから選ばれる導線づくりを
インバウンド集客は、大きな広告予算がなくても始められます。大切なのは、お客様が出発前から「見つける→比べる→予約する→来店する」まで迷わず進める導線を整えることです。
株式会社エビソルは、飲食店向け予約管理システム「ebica」を提供しています。グループ会社の株式会社Japanticketが運営するインバウンド向けeチケットサービス「JapanTicket」とあわせて、訪日客の予約獲得からノーショー対策まで支援しています。
よくある質問
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