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週次予約数推移

【Press release 2021-04】エビソル飲食店予約推移・2021年3月度(2021/3/1〜2021/4/4)

プレスリリース

  • 週次予約数推移

飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰、以下、エビソル)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に伴い大幅に自粛営業を余儀なくされている飲食店の厳しい状況を知っていただくことを目的に、飲食店の前年対比の予約状況(※1)を公開しております。本日は、新たに2021年3月1日〜4月4日の5週間分を更新した3月度のレポートを公開します。

全国では3月に入り3週連続で飲食店の予約数が増加 平均来店組人数はコロナ禍前の4.7人から3.3人へと減少するなどグループサイズに変化

<全国(1店舗あたり)><大阪(1店舗あたり)><東京(1店舗あたり)>
3月総予約数:197.7件
1日平均予約数:5.6件
(対2019年比:87%)
(対前月比:190%)
3月総予約数:269.3件
1日平均予約数:7.7件
(対2019年比:98%)
(対前月比:211%)
3月総予約数:151.0件
1日平均予約数:4.3件
(対2019年比:68%)
(対前月比:193%)

飲食店の予約推移に関する調査サマリ

<全国>飲食店における3月の総予約数・1日平均予約数は対前月比190%、1店舗あたりの総予約数の実数も2月の104.0件から197.7件とおよそ2倍に増加。3月22日週においては、予約数に関しては数字上、コロナ禍前の2019年の同時期と近い水準まで回復。一方で、平均来店組人数はコロナ禍前の4.7人から3.3人へと減少するなどグループサイズに変化が見られる結果に。

<大阪>大阪における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は、対前月比211%と、全国・東京に比べ最も増加。総予約数は2月の127.5件から3月は269.3件、1日の平均予約数は4.6件から7.7件に。4月5日に大阪、兵庫、宮城の3府県に「まん延防止等重点措置」が適用されるなど、引き続き週単位で動向の注視が必要に。

<東京>東京における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は対前月比193%に。1店舗あたりの総予約の実数も、2月の78.4件から151.0件へ、1日平均予約数は2.8件から4.3件へと増加。一方で飲食店の時短営業は継続されており、さらに「まん延防止等重点措置」適用が発表されるなど緊急事態宣言解除によるポジティブな影響は少ない印象。

■エビソル飲食店予約推移・3月度(2021/3/1〜4/4)

<全国(1店舗あたり)>3月総予約数:197.7件/1日平均予約数:5.6件(対2019年比:87%、対前月比:190%)

 現在、国内でも変異ウイルスの感染拡大が各地で確認されており、さらなる感染者増加への危機感が高まっています。飲食店においては、月間の総予約数・1日平均予約数が対前月比190%に増加。1店舗あたりの月間総予約数は2月の104.0件から197.7件に、1日平均予約数は3.7件から5.6件と1日あたり平均およそ2件の予約が増加するなど、緊急事態宣言下で大きな変化がなかった1月から2月に比べ3月は数字が動いています。

 1都3県で緊急事態宣言が解除されて初の週となる3月22日週においては、1店舗あたりの週平均の予約数が47.7件と、数字の上ではコロナ禍前の2019年同時期(49.6件)と近い水準まで回復。一方で、平均来店組人数はコロナ禍前の4.7人から3.3人へと減少するなど、新型コロナウイルスの感染拡大から1年以上が経過し、飲食におけるグループサイズに変化が見られる結果となりました。

<大阪(1店舗あたり)>3月総予約数:269.3件/1日平均予約数:7.7件(対2019年比:98%、対前月比:211%)

 大阪では、2月28日をもって緊急事態宣言が解除されたものの、飲食店を対象とした営業時間短縮要請は予定していた期限から延長となり、引き続き府による警戒体制が続いています。3月、大阪における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は、対前月比211%と、全国、東京に比べ最も増加。総予約数は2月の127.5件から3月は269.3件、1日の平均予約数は4.6件から7.7件になりました。

 数字に表れているように、東京より約3週間早く緊急事態宣言が解除されて飲食店の客足回復の期待が高まっていた矢先、変異ウイルスの猛威により4月5日には全国で初めてとなる「まん延防止等重点措置」が大阪、兵庫、宮城の3府県にが適用され、緊張感が続きます。

<東京(1店舗あたり)>3月総予約数:151.0件/1日平均予約数:4.3件(対2019年比:68%、対前月比:193%)

 約2ヵ月の延長を経て、2度目の緊急事態宣言が3月21日に東京を含む1都3県でも解除となり、東京における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は、対前月比193%と増加。1店舗あたりの総予約数は2月の78.4件から151.0件、1日平均予約数は2.8件から4.3件と増加しました。緊急事態宣言解除後初の週となる3月22日週は、2019年のコロナ禍以前の水準(47.6件)には及ばないものの、3月15日週の29.2件から38.8件へと予約数が急増するなど、緊急事態宣言の解除と営業時間が20時から21時へと延びた影響が少なからず伺えます。

 その一方で、21時以降の飲食店の営業は自粛されており、全国や大阪でも懸念されているリバウンドの状況確認も含め、緊急事態宣言解除による飲食店へのポジティブな影響は限定的な印象です。

 2020年4月に発令された1回目の緊急事態宣言から1年。状況を踏まえて段階的に感染予防対策を講じている飲食店にとってはまだ道が開けず苦境が続いています。

 今後もエビソルは、AIやIoTなど最新のデジタル技術を活用して、外食をもっと便利に心地よく体験していただけるよう尽力してまいります。

【調査概要・結果をご覧いただく際の注意事項】
調査期間:2019年12月30日〜2021年4月4日
調査対象:「ebica」および「グルメサイトコントローラー」をご利用の全国約4,000店舗
実施機関:株式会社エビソル

※1:予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している全国約4,000店舗の前年対比の予約状況
※契約店舗1店舗あたり、1週間における平均予約数を算出。
※ISO WEEKカレンダーの定義に沿って、前年同週対比となります。
※本報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、登録商標または商標です。
※本報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

本件に関するお問合せ先

株式会社エビソル 広報担当
電話:03-4405-4041
FAX:050-3156-3971
メール:info@ebisol.co.jp

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