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週次予約数推移

【Press release 2021-07】エビソル飲食店予約推移・2021年6月度(2021/6/7〜2021/7/4)

プレスリリース

  • 週次予約数推移

 飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰、以下、エビソル)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に伴い大幅に自粛営業を余儀なくされている飲食店の厳しい状況を知っていただくことを目的に、飲食店の前年対比の予約状況(※1)を公開しております。本日は、新たに2021年6月7日~7月4日の4週間分を更新した6月度のレポートを公開します

6月の飲食店予約数は、前月比145%と増加した一方で
コロナ禍以前との比較では60%にとどまる結果に
緊急事態宣言解除後予約数が一時増加するも、コロナ禍以前の水準はいまだ見えず

<全国(1店舗あたり)><大阪(1店舗あたり)><東京(1店舗あたり)>
6月総予約数:99.2件
1日平均予約数:3.5件
(対2019年比:60%)
(対前月比:145%)
6月総予約数:102.7件
1日平均予約数:3.7件
(対2019年比:53%)
(対前月比:166%)
6月総予約数:79.5件
1日平均予約数:2.8件
(対2019年比:46%)
(対前月比:149%)

飲食店の予約推移に関する調査サマリ

 <全国>飲食店における6月の総予約数・1日平均予約数は対前月比145%と増加し、1店舗あたりの総予約数の実数は99.2件に。6月20日に沖縄県を除く全国で緊急事態宣言が解除されたこともあり、5月に比べ予約数は増加したものの、コロナ禍以前の2019年と比較すると60%となり、飲食店にとって回復と感じられる水準には至らず。
 
<大阪>大阪における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は、対前月比166%となり、総予約数は前月の61.8件から6月は102.7件、1日の平均予約数は2.2件から3.7件に増加。全国同様、前月比では数字上大幅に増加したように見えるものの、2019年比では53%と半数程度の予約にとどまっていることが見受けられる。
 
<東京>東京における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は対前月比149%となり、1店舗あたりの総予約数は前月の53.2件から79.5件、1日平均予約数は1.9件から2.8件へと微増。2021年に入り初めて1日平均予約数が2.0件を下回った5月と比較すると、3度目の緊急事態宣言が明けた2週間を含む影響か約1.5倍の予約増となった一方で、全国・大阪と比べると依然低水準が続いている。

■エビソル飲食店予約推移・6月度(2021/6/7〜7/4)

<全国(1店舗あたり)>6月総予約数:99.2件/1日平均予約数:3.5件(対2019年比:60%、対前月比:145%)

 飲食店における1店舗あたりの総予約数は99.2件、1日の平均予約数は3.5件と、2021年としては最も少ない数字となっていた5月に比べ、145%と増加。6月20日に沖縄県を除く全国で3度目の緊急事態宣言が解除されたことなども受け、予約数自体は前月比では増加しているものの、コロナ禍以前の2019年同月と比較すると60%といまだ月間を通して5割〜6割台を推移しており、飲食店にとって回復と感じられる水準には至っていないのが現状です。

 また、最終週となる6月28日週は予約数が27.1件と、3月1日週以来初めて前年同週の予約数(27.3件)を下回る数字となり、コロナ禍からまもなく1年半が経過し、ワクチン接種などポジティブな話題も増えてきているなか、外食の実態は1年前と大きく変わっていないことが予約数から見受けられます。

<大阪(1店舗あたり)>6月総予約数:102.7件/1日平均予約数:3.7件(対2019年比:53%、対前月比:166%))

 大阪における飲食店の月間の総予約数は前月の61.8件から102.7件へ、1日の平均予約数は2.2件から3.7件へと増加し、対前月比166%の増加となりました。週別に見ると、緊急事態宣言下にあった7日週(19.3件)と14日週(22.0件)では、2019年比4割程度の予約数にとどまっていたのに対して、緊急事態宣言が解除された21日週(32.6件)と28日週(28.8件)では2019年比の予約数が6割台まで回復。一方で、月間では2019年比53%と半数程度の予約にとどまっており、緊急事態宣言の解除が回復への大きなきっかけにはなりえていないことが伺えます。

 また、大阪府では、6月20日に緊急事態宣言が解除されて以降も緊急事態宣言に準じた措置を取ることができる、まん延防止等重点措置を適用し続けており、飲食店の営業時間も午後8時までへの短縮を継続。感染防止策として飲食店への営業時間短縮などの規制が続く間は、予約数・来店数も現状からの大きな変化は見込めない可能性が高いです。

<東京(1店舗あたり)>6月総予約数:79.5件/1日平均予約数:2.8件(対2019年比:46%、対前月比:149%)

 東京における飲食店の1店舗あたりの総予約数は前月の53.2件から79.5件、1日平均予約数は1.9件から2.8件へと微増し、対前月比149%となりました。2021年に入ってから初めて1日平均予約数が2.0件を下回った5月と比較すると、3度目の緊急事態宣言が明けた2週間を含む影響か約1.5倍の予約増となりました。週別の予約数を見ると、4月26日週以降10件台で推移していた1店舗あたりの週次の予約数が、緊急事態宣言が明けた21日週(23.7件)、28日週(22.5件)と20件台に増加しています。

 一方で、全国・大阪と比べると依然低水準となっており、コロナ禍以前の2019年比では46%と全国に比べ10%以上も落ち込んでいることがわかります。東京都でも大阪府同様まん延防止等重点措置が継続されており、緊急事態宣言の解除に伴い外出は増加したものの飲食店利用への直接の寄与には至っていないことが予約数データから伺えます。7月に向け、イベントや夏休みなど通年であれば外食の機会を伴う予定が増えてくる季節となりますが、7月12日より4度目の緊急事態宣言が発令される方針が決定するなど、飲食店にとっては一切楽観できず、さらに重く苦しい時期が続く見込みです。

 今後もエビソルは、AIやIoTなど最新のデジタル技術を活用して、外食をもっと便利に心地よく体験していただけるよう尽力してまいります。

【調査概要・結果をご覧いただく際の注意事項】

調査期間:2019年12月30日〜2021年7月4日
調査対象:「ebica」および「グルメサイトコントローラー」をご利用の全国約4,000店舗
実施機関:株式会社エビソル

※1:予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している全国約4,000店舗の前年対比の予約状況
※契約店舗1店舗あたり、1週間における平均予約数を算出。
※ISO WEEKカレンダーの定義に沿って、前年同週対比となります。
※本報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、登録商標または商標です。
※本報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

本件に関するお問合せ先

株式会社エビソル 広報担当
電話:03-4405-4041
FAX:050-3156-3971
メール:info@ebisol.co.jp

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