集客支援コラム
集客拡大!当日ネット予約を来店ギリギリまで受付ける方法
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最近の飲食店予約のメインはネット。お店のホームページ(オウンドメディア)やグルメサイトで予約を受付けているお店が年々増えています。しかし戦略的に、ネットの「予約受付の締切期限」を設定しているお店は、まだまだ少ないようです。今回は、ネットでの「予約受付の締切期限」をできるだけ延ばし、お店の集客力を高めていくヒントをお伝えします。
この記事の目次
予約最大化のカギを握る「予約受付の締切期限」
前日、1時間前など、いつまでの予約を受付OKとするか?という予約受付の締切り期限は、設定次第で予約数に大きく影響します。グルメサイトなどのネット予約受付期限を「なんとなくギリギリだと怖いし、1日前〜3日前くらいにしておくか」と、適当に設定してしまっていませんか…?それって、実はとてももったいないことなんです。
お客様のネットでの予約日はいつが多い?
下記のグラフは、「ebica」予約台帳を利用している飲食店の、「お客様が来店日の何日前に予約をしたか(予約から来店のリードタイム)」をグラフ化したものです。

このグラフを見ると、電話予約は当日予約がもっとも多く、ネット予約は来店1日前の予約がもっとも多いことがわかります。
一見、ネット予約での当日予約が少ないように見えますが、ネット予約を当日OKにしている店舗が、電話予約にくらべて圧倒的に少ないことが理由となっています。
当日ネット予約をOKにしているお店の割合
2019年10月現在、ネット予約受付中のお店のうち、当日ネット予約をOKにしている割合はわずか15%にすぎません。つまり、「ネット予約だから当日予約が少ない」のではなく、「本当は当日予約のニーズがあるにもかかわらず、そもそも直前予約受付OKのお店がない」というのが事実なのです。
当日ネット予約をしたいお客様はたくさんいるのに、それを受け入れている飲食店が少ないということは、当日ネット予約を受付OKにすれば、ライバルとなるお店が少ない状態で、当日にネット予約をしたい多くのお客様にアピールきるということになります。集客拡大を考えているお店であれば、直前のネット予約を受付けることが重要であることがわかっていただけるのではないでしょうか。
当日ネット予約するお客様の特徴
当日ネット予約されるお客様には、下記のようなニーズがあると言われています。
サラリーマンの「今夜1杯」
3〜5名ほどのグループサイズが多め。当日、会社のパソコンやスマホを使って、テーブル席に空きがある飲食店を探すケースが多い。夕方、業務中にこそっと探すこともあるので、電話による空席確認はさけたいところ。
飲み会後の「もう1軒」
21時すぎ、大人数になることもしばしば。ある程度まとまった人数で席を確保しようとするため、電話による空席確認はとても手間である上、空席のあるお店を見つけにくい。
これらのニーズにピンとくるお店は、ぜひ当日ネット予約の準備を進めましょう。
当日ネット予約を受付けていないお店が多い理由
理由としては大きく2つです。
1.正確な空席状況のリアルタイム管理が難しい
当日の正確な空席管理は、多くの飲食店がつまずくポイント。当日は予約に加えてウォークインの管理もする必要があり、難易度がぐっとアップします。当日ネット予約にふみきれない飲食店は、ほぼこの問題がネックになっているといってもいいでしょう。ウォークインを含むすべての着席情報を管理し、正確に「今、何席空いている」という情報をウェブサイト上に公開しなければ、ダブルブッキングのリスクがあるからです。
2.自動配席される仕組みの用意がない
当日ネット予約が入ったときに、スタッフが予約台帳システムで配席していては手間がかかります。これもまた、営業時間中にこなすことは現実的ではありません。また効率よく配席されないと、大人数のまとまった予約を取れない可能性もあります。予約を増やすための当日ネット予約なのに、予約の機会損失をまねいてしまいかねません。
当日ネット予約を受付けるための課題を解決するには?
当日ネット予約をリスクなく運用するには、予約台帳システム(予約管理システム)の導入が前提となります。また、その予約台帳システムが「正確な空席状況をリアルタイムで管理しつつ、当日のネット予約を「自動配席」する仕組みとなっていることが重要です。その上で、下記の対策を行いましょう。
予約台帳システムとPOSの連携
予約台帳システムのPOS連携をつかうと、ハンディでウォークイン客のファーストオーダーを登録するだけで、自動的に予約台帳システムに着席情報が登録されるようになります。これにより、予約とウォークイン、すべての着席情報を管理できるようになり、正確でリアルタイムな空席状況をネット上に公開できるのです。
なお、正確な空席状況の管理のためには「グルメサイト一元管理機能」の利用と、「電話予約の登録」は必須です。これに加えて「POS連携機能」を利用することが重要です。
※お使いのPOSや予約台帳システムによって、利用できる機能の内容が異なる可能性があるので注意。
予約台帳システムの自動配席機能を利用
たいていの予約台帳システムには配席ルールを登録しておくことができます。できるだけ細かくルールをつくり、配席の優先順位をつけながら登録しておくのがポイントです。当日ネット予約が入ったときに、ルールどおりに登録されれば、手間をかけることなく効率のいい配席を行うことが可能になります。
あとは、お店ホームページやグルメサイトに「当日ネット予約受付OK」の設定をすればOK。グルメサイトであれば空席検索にひっかかり、予約が入るようになります。店頭などで「当日ネット予約はじめました」のようにPRをするのも効果的です。
ライバルが少ない今がチャンス!
まだまだ当日ネット予約受付OKのお店が少ない状態。集客戦略はライバルが少ないうちにやりはじめると先行者利益を得ることができます。ぜひ、検討してみてください。
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